大紀元時報

ウィキリークスが機密文書を解除 法輪功、大紀元、高智晟などが「中共の敏感キーワード」

2021年01月13日 13時28分
中国当局は近年ネット検閲の対象ワードを拡大している。イメージ写真(GOH CHAI HIN/AFP/Getty Images)
中国当局は近年ネット検閲の対象ワードを拡大している。イメージ写真(GOH CHAI HIN/AFP/Getty Images)

WikiLeaks(ウィキリークス)がこのほど機密解除した文書から、中国共産党が2009年にブロックした検索ワードが明らかになった。その中には、新唐人テレビや大紀元、法輪功、さらには芸術団体である神韻も含まれていた。

神韻に関連する「敏感ワード」

WikiLeaksが機密解除した2009年の文書によると、「新唐人」や「新唐人テレビ」、神韻芸術団のアーティストらの名前が敏感ワードとして中国共産党によって封鎖されていた。

神韻芸術団は米NYを拠点に中国で失われた伝統文化の復興を掲げている。2006年に設立され、2019年には640公演以上を数え、約150都市にわたる世界規模の巡回公演を開催した。演目は中国の古代神話に基づくもののほか、共産党の圧政を表現するものもある。そのため、中国共産党は神韻への批判を展開してきた。

神韻の公演を阻止するために、中国共産党はあらゆる手段を尽くして妨害を行ってきた。公演が予定されている劇場に対する圧力、神韻芸術団員が使用するバスの破壊、サイバー攻撃などだ。

中国共産党がこれほど神韻の公演を恐れる理由は、その演目にある。神韻芸術団の司会者であるLeeshai Lemish氏によると、神韻の演目には中国共産党による法輪功学習者への迫害に関する内容が含まれているが、このような話題は中国ではタブー視されている。

法輪功に関連する敏感ワード

当時中国共産党の総書記だった江沢民は1999年、法輪功学習者に対して残酷な弾圧を始めた。以降、中国本土では「法輪功」というワードや法輪功に関係するワードが最も重点的にブロックされた。

WikiLeaksによると、中国共産党が2009年にブロックしたワードは、李洪志、法輪、法倫、Falun、Li Hongzhi、PowertotheFalunGong、正邪大決戦、焼身自殺などだ。

法輪功は1992年、李洪志先生により伝えられた。道徳心の向上と健康増進効果により、学習者は急速に増え、1999年までに約1億人に達している。現在では100以上の国と地域に広がり、各国の政府から3千以上の褒章を授与されている。

しかし1999年7月、江沢民は法輪功学習者に対する国家ぐるみの弾圧を開始、その後天安門焼身自殺事件をでっち上げた。大勢の法輪功学習者が不当に収監され、虐待され、生きたまま臓器を摘出されている。中国共産党の最高指導者が変わっても弾圧の政策は継続され、全世界から非難の声が上がっている。

人権弁護士に対する弾圧

WikiLeaksの文書によると、中国共産党は2009年に高智晟、謝燕益、陳光誠の3人の弁護士を敏感ワードとしてブロックしていた。

中国で有名な人権弁護士である高智晟氏は、「中国の良心」として知られている。高智晟氏は法輪功学習者をめぐる訴訟を担当した経歴を持ち、中国共産党指導部に何度も陳情書を送り法輪功学習者に対する迫害をやめるよう求めてきた。そして中国共産党による法輪功学習者に対する臓器の強制摘出問題についても調査を行っていた。

2006年以来、高智晟氏は当局から繰り返し拘束され、ひどく拷問された。彼の妻と子どもたちも脅迫され、殴打され、生命を脅かされてきた。2009年、高智晟氏の妻と子どもは出国を余儀なくされた。

時事評論家の田雲氏によると、高智晟弁護士が恐ろしい迫害を受けているのは、中国共産党が最もタブー視する法輪功問題や共産党脱党問題、臓器の強制摘出問題に触れたためだ。

弁護士の謝燕益氏は人権事件を専門とし、2003年には江沢民を憲法違反で訴えた。謝燕益氏は2015年の「709」弁護士逮捕事件で拘束され、553日間に及ぶ拷問と監禁を経験した。2017年1月に保釈されたものの、直後に弁護士の資格証を取り消されている。

謝燕益氏は大紀元の取材に対し、中国共産党が人権弁護士を恐れるのは、真相が暴露され中国共産党の邪悪さが世界に知れ渡るからだと話した。高智晟氏と謝燕益氏のほか、「709」弁護士逮捕事件で拘束された江天勇氏、王全璋氏、余文生氏、李平和氏なども、法輪功関連の訴訟に携わった。

米国に亡命中の盲目の人権弁護士である陳光誠氏は、当局による違法の強制妊娠中絶を取り上げたことにより軟禁されていた。2006年、陳光誠氏はでっち上げの罪で4年3カ月の刑を宣告され、2010年に釈放されてからも中国共産党による監視と嫌がらせを受けていた。2012年5月、陳光誠氏は監視の目をかいくぐり、北京の米国大使館に入った。そして紆余曲折を経て、米国に赴いた。

米国に到着した後、陳光誠氏は公の場でたびたび法輪功のために弁舌を振るった。陳光誠氏によると、法輪功学習者は共産党の邪悪を暴露するとともに、中国国民を呼び覚まし、非常に大きな役割を果たしている。

(翻訳編集・文亮)

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